薬剤師 食べトレインストラクター
大学院を卒業後、薬剤師として調剤薬局に3年間勤務。 西洋薬・漢方薬を患者さんにお渡しする中で、1年目は、患者さんの症状が良くなればと思い、お渡ししていましたが、2年目以降、このままでいいのかと疑問に思うことがでてきました。
それは、 半年以上ずっと同じ薬を飲み続けている患者さんがいること。 風邪やアレルギー症状で2週間に1回薬をとりにいらっしゃる親子がいること。 お腹の調子が優れない患者さんにきくと、朝食はパンと牛乳、ヨーグルトという方がとても多いということ。 もしかしたら、こういう症状は、薬より食生活なのかもしれない。と気付き始めたのです。
この気付きがきっかけで、食の勉強をスタート。
まずはマクロビオテックを学び、実践したところ、自分の体調が良くなり、やはり食生活が大切だと身をもって体感。 その後、雑穀、発酵食、薬膳も学ぶと共に、通っていた、名古屋のマクロビ料理教室『CHIE’S KITCHEN』のコンセプトに共感し、薬剤師と並行しながら、スタッフとして料理やスイーツ教室のアシスタントをしていました。
アシスタントとして働き、食の大事さを実感するにしたがい、お薬だけをだす薬局のお仕事に違和感を感じ、食生活のことを考えている漢方薬局へ転職。
そこでは、先生が指導する通りに、食生活を改善した患者さんは薬が減っていき体調が良くなっていく様子を次々に目にし、きちんと指導すれば自分の体だけではなく、体調の悪い人も助けてあげられること、いつか自分もそういった指導ができたらいいなと考え始めていました。
けれども、具体的な方法や行動までには至らず、その頃は食の勉強が楽しくて、興味がある料理教室には手当たり次第参加する日々を過ごしていました。
その後、結婚を機に上京。
2016年2月ベビーマッサージの先生に声をかけてもらい、今までの経験を活かし、卵・バター・白砂糖・乳製品を使わない子連れの米粉スイーツの教室をスタート。
教室は楽しく、お客様にも喜んでいただいていたのですが、 マクロビオテック、雑穀、発酵食、薬膳と、7年間学んだ知識はあり、それを活かした活動をできてはいるものの、自分の中でこれといった食事の軸がなくなくモヤモヤしていました。
学べば学ぶほど悩んでしまう。
学びを広げて、深めていくも、どこまで学べばいいのか、終着点がない感覚。いつか人に伝えたくて、薬に頼らない生活をおくる指導をしたいと思っているのに、どこまで学べばそれができるのか、わからなくなっていました。
さらに、結婚し、今まで1人の生活ならできていた玄米菜食は、「家族は食べてくれないのでは?」と思い込んでいたため、継続を諦めていました。
自分の仕事にもモヤモヤし、家族の食事についてもモヤモヤし、今後どうしようかと悩んでいたところ、食のイベントで(現食べトレ協会理事の)ギール里映先生と出会いました。いろいろお話を聞く中で、私も、ギール先生と知識としては同じものをもっているはずなのに、ギール先生はそれを人に伝えられている。ギール先生の膨大な知識をどうやってわかりやすく人に教えているんだろう?と、興味本位で受講を決定。(ギール先生すみません。笑)
いざ受講したら、ナント、完全なる玄米菜食ではなく、「食べちゃったら出せばいい」 玄米ご飯+味噌汁に加え出すチカラを養うメソッドに衝撃!感動!
これなら、我が家でも実践できる、そして取り入れやすい!と思いました。
さらに、食べトレを受講中、同期の仲間たちやご家族の悩みが次々と解消、カラダやココロの変化を目の当たりにし、家族が元気に、幸せになっていく様子にも感動。
私がやりたかったことはこういうことだった!
と今までのモヤモヤしていた状況に光が指しました。
今まで学んできた様々な食の知識が一つに繋がっている食べトレのメソッドを、私も伝えていきたい。と決心し、今はインストラクラーとして活動しています。
日々の食事により、カラダとココロは整います。 子どもの未来が明るく、輝かしいものでありますように 「ブレない食事の軸」を一緒につくりましょう^^
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