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私の中の扉をひらく

(Photo by カトウメグミ


こんにちは。
心の声のコンサルタント/絵本キュレーターの
金子聡子です。


この【私の中の扉をひらく】には

10の扉があります。


48歳で新しい人生を踏み出した私が、

自分自身の扉を1つ1つひらいていった記録です。


私は25年間、小学校と特別支援学校の教員をしていました。

小さいころから「学校の先生になる」ことしか考えていなかった私は
子どもができなかったこともあり、
職場で本当に一生懸命働きました。


子ども達が好きだったし、辛いこともありますが、
先生という仕事が好きだったのです。


しかし、2014年の秋、同居の義母が認知症と老人性うつ病と診断されました。
仕事ばかりして家庭のことは義母に任せきりだった私は
早朝から夜中まで働いていたペースを落とし、
少しでも早く家に帰ろうと、職場を早く出るようになりました。


でも、義母の状態は悪くなるばかり。
仕事も山のようにたまって、平日早く帰った分は
休日出勤をしながらなんとかこなすのに精一杯。


そんななか、ある日の早朝、ぼや騒ぎ直前の状態で台所で泣いていた義母を見つけ
教員を続けることをすっぱりと辞めることにしました。


その後、様々な方と出会い、自分と向き合っていく中で
私は今まで「学校の先生としての自分」の比重が
あまりにも大きかったことに気付きました。


「自分が好きなことは何か」
そんなことすら、答えられなくなっていたのです。


私は、少しずつ、少しずつ、
「こうしなければ」
「こうするべき」といった

「ネバ・ベキ」の考え方から離れ、


「今、私は何がしたいのか」

「今、私が好きなことは何か」

それらを、行動しながら思い出していきました。

私が、自分の好きなことに素直になって行動するようになると

不思議なことに義母の状態がみるみるよくなりました。

「若いうちに、好きなことをしなさい」とまで
私に言ってくれるようになりました。


ですが私は、何かしたいけれど何をしたらいいのか分からない、
という状態に陥りました。


気持ちは焦るのですが、焦ったから何かが生まれるわけではなく


ただただ、自分がやりたいと思ったことを素直にやりながら
自分と向き合う日々を過ごしました。


その後私は、2017年3月から「絵本キュレーター」と名乗り、
自分の経験をもとに、私なりの視点で
大人の方に絵本を紹介する活動を始めました。


とはいえ

25年間も公務員ですごしてきた私にとって、
一から新しい仕事を、しかもこれまで誰もやっていないことを始めるのは
大きな大きなチャレンジです。


私ができることは、とにかく自分の声を聴くこと。


そして、そのときの様子を、感情を、発信していくことでした。


(Make&Hairmake by
山本雅子

Photo by岸 千鶴)


この【私の中の扉をひらく】には

全部で10の扉があります。


48歳で新しい人生を踏み出した私が、

自分自身の扉を1つ1つひらいていった記録です。

決してうまくいったことばかりではなく、
すったもんだしながら自分自身と向き合ってきた姿を
そのままお見せします。


あなたが、あなた自身の扉をひらくときに

そっと背中を押すことができたら嬉しいです。

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