ここ最近、これからは『女性性の時代』だとよく言われるようになってきました。
もちろん私も100%同意しますし、時代の流れをみていても、その方向に進んでいることを日々肌で感じています。
でも、この『女性性の時代』という言葉を、多くの人が誤解しているのをとても危惧しています。
というのも、少なくない方々が
「これからは女性性の時代なんだから、女性性だけあればよくて、もう男性性はいらないんだね」
と間違って理解してしまっているからです。
ハッキリ言って、これは完全に間違いですし、ただの誤解です。
そして、こう誤解してしまう人(女性性優位な人)ほど
『確率論的思考(期待値の視点)』
がなかったりします。
そうした人ほど、”事故投資”を続けて、”詐欺案件”をつかまされ、さらには宝くじを買い続けて「お金が増えない。。。」と悩むような不運な状況に陥っていることがとても多い。
でも、この世界を見ても、東洋と西洋、陰と陽、夜と昼、ココロとアタマ、感性と理性、感情と論理、直感と分析、現状維持と現状打破といった、相反する要素が両方存在して成り立っていることが分かります。
私たち人間も女性と男性に分かれてますよね?
そうした俯瞰した視点から眺めたときに、どちらか一方だけあれば大丈夫(今回で言えば、女性性さえあれば大丈夫)と考えてしまうことのアンバランスさと危険性がよく分かるのです。
この一見すると相反するように見える2つの要素は互いに役割分担しているだけで、両方揃ってはじめて良好なバランスを保つことが出来るようになっています。
〇〇だけあればOK、といったアンバランスな考え方は、循環し続けながらこの世界を維持するための調和の仕組みに反するあり方に他ならないのですから。
これからの時代は間違いなく女性性優位の時代です。
でも、男性性がゼロになる(不要になる)という意味ではありません。
そうではなくて、女性性からスタートして、次に男性性で現実を変えていくという意味なんです。
自分の内面から湧き上がる想いをエネルギー源にして、自分の外側にある世界に向けて想いを放つことで理想の未来に向かって現実が変わっていく。
いわば、
『女性性ファースト、男性性セカンド』
であり、
『あり方ファースト、やり方セカンド』
であり、
『エネルギーの視点ファースト、確率論的思考(期待値の視点)セカンド』
とも言えるのです。
その一方で、これまで男性性からスタートしていた世界が終焉に向かって行くというだけのことなんですよ。
このことをよく理解しておかないと、このコロナ騒動下においては、かなり危険な方向へと人生を進めてしまいます。
場合によっては取り返しの付かないことになりかねませんので、十分に気をつけて欲しいなと思っています。
特に、今後、副業や独立起業を考えていたり、ご自身のビジネスを立ち上げたり、軌道に乗せようとしている場合は
『確率論的思考(期待値の視点)』
は必須です。
ビジネスにおける『確率論的思考(期待値の視点)』の欠如は、コロナ時代における”死”を意味しますので、【お金モテ検定:思考編】で毎回30点満点になることが最低ラインだと考えておいてください。
そのために欠かせない『確率論的思考(期待値の視点)』を、教養的視点から解説した世界的名著がこの『まぐれ〜なぜ投資家は運を実力と勘違いするのか?』
「fooled by randomness(まぐれ)」として、2001年に出版された後、2007~8年の世界的な金融危機リーマンショックを予言した書として有名になり23の言語に翻訳された世界的なベストセラーです。
また、この本は『運』を科学的に解説した本としてもその界隈では極めて有名です。
ただし、ひとつだけ難点があります。
とにかく内容が難解で読みにくて挫折してしまいやすい本としても有名なのです。。。
でも、この本に書かれている内容を知らずにいるのは、このコロナ時代においては非常に危険なうえに、この本に書かれている内容を知っているだけでも、運がよくなる上に、ビジネスに関しては圧倒的に結果が出やすいのもまた事実。
そこで私が重要な部分をピックアップしたうえで、中学生でも分かるレベルで分かりやすく音声解説しました。
著者であるナシーム・ニコラス・タレブが言うように「私たちの脳はこの世界で起きることは実際よりもずっと、はるかにずっと、偶然ではないと思い込む仕組み」があります。
この言葉の意味を本当の意味で理解して、コロナ時代であっても豊かに生き残ることのできる力を身につけて頂けたらとても嬉しく思います。
★★★★★★★お届け内容★★★★★★★
・解説音声:2時間40分(mp3)
・資料:マインドマップ(PDF)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★