学者の家庭に生まれ、海外旅行もまれだった頃から、周りには海外の空気が常に漂うやや風変わりで自由でアカデミックな空気感の中育つ。
小学校3年生の時に、人生におけるテーマである”世界のどこにいても喜びは喜び、感動の大きさは計れない”という哲学を自らの内に見つけ、幼児期から大好きだった絵と時間と空間をデザインする舞台デザイナーを目指す。 日本大学芸術学部演劇学科舞台美術コース卒業後、就職の仕方が分からず、とりあえずパリに留学。 一年間語学留学(遊学?)の体をとり、ヨーロッパの演劇、ダンスを見まくる。フランス革命200周年記念のフランス政府のイベントに参加できる幸運に預かり、ヨーロッパ中のアーチストと交流を深める。 帰国後は、舞台美術の師につき、文化庁国内インターシップ制度の恩恵を受け、日本の伝統的な舞台芸術に傾倒するが、生まれ故郷の札幌に帰郷し、ダンス、オペラ、演劇の舞台美術を担当するも、妊娠を機にキャリアを中断。 育児に励んでいた矢先、目の前に現れた”占い師”に、「フランス語をしなさい」とキッパリ言われ、名前もマリー・アングレーズと命名され、二年間準備をし、1999年6月、フランス語教室パザパは稼働しはじめる。 それから20年余、フランス語をあらゆる年齢、あらゆる目的に合わせて、約200人を超えるの生徒さんに伝えている。
|