カウンセラーは、ケースをひとりで抱え込んでしまい孤独を感じたり、感情疲労によるバーンアウト傾向に落ちいることもあるかもしれません。倫理に基づいた専門家同士の対話はカウンセリングの研鑽、精神的安定の機会となります。
また、開業カウンセラーにはマーケティングや財務などの“仕事”スキルも要求されます。
しかしながら、この側面は心理臨床プログラムで学ぶ機会は少ないものです。
心理臨床スーパービジョンと同様に、マーケティングを学ぶことは、より自身の専門領域に力を注ぐ機会を開きます。
このような方へ:
▼心理カウンセラーとして活躍されているがクライントさんが続かない。
▼将来、開業カウンセラーを目指している
▼学派を越えた統合的カウンセリング、グループワークに取り組んでいる
▼開業しているが、経営、財務、集客、マーケティング等に行き詰まっておられる方
▼開業カウンセラーは孤独な仕事、懇親会などで情報交換、相互交流をしたい。などなど。
■これまでとりあつかっている参考課題例
・治療対象を選ぶ、初回オリエンテーション、アセスメント、費用の受け取り方、リファー
・目指す治療的変化の設定、実現するための治療構造の創り方
・開業カウンセラーの事業領域の設定、限界設定
・集客、財務、費用の設定、保険、休日の設定
現役の開業カウンセラーの視点でさまざまな課題についての解決のヒントを書いていきたいと思っております。
配信記事
- カウンセラーは逆転移に気づきをむけ、それを材料にして対話を続けます。その道程はカウンセラー自身に変化を迫ります。
- 個人セッションと集団心理療法を併用した治療構造
- ワークショップの創り方なども解説致します。
- ケース検討を中心に、開業カウンセラーの精神衛生のケア、安全なおしゃべり交流会を行っています。
- 目に見えないコストに関するケア
- 開業カウンセリングに関してのビギナーディスカッション、情報交換を中心としたZoomミーティング
- 開業カウンセラーにとって、治療構造としての「予約」のあつかいかた。
- SV、敬意を持つ関係を通した臨床的態度への共感、臨床心理行為を行うための精神的安定
- カウンセラー自身の「無意識」「感情疲労度」を意図的にケアする限界設定
- さて、ACの回復とは人間関係の変化と言えます。その人間関係には「自分自身との関係」が含まれます。