成長痛の書籍を3冊出版して得たもの
「痛みに鎮痛剤や絆創膏で応急処置を施せば、たしかに痛みは消える。問題は解決したかに見えるかもしれないが、根本にある慢性的な原因をほったらかしにしていたら、いずれ化膿して再発することになる」
「急性の痛みの根源は慢性的な問題にあるのだ。表に出てきた症状だけを治療するのではなく病根を取り除かなければ、応急処置はむしろ逆効果である。慢性の痛みにますます慣れていくだけなのである。」
7つの習慣 スティーブン・コーヴィー著より
成長痛の問題は、まさにここにあります
膝が痛いからと病院に行くと、膝のレントゲン写真を撮ります
「骨に異常が見当たりません。
練習を休んで安静にしておけば、そのうち痛みはおさまりますよ。
成長期には誰にでもよくある症状ですから。」
と言われ湿布と痛み止めが処方されます
ある程度休んでいれば、痛みは軽減してきます
練習を再開したら以前と同じような痛みが出てショックを受ける…
本当によくあるパターンです
根本にある慢性的な原因を取り除く
成長痛は、成長期に誰にでもよくある症状ではありません
日々の生活習慣・姿勢・過去の捻挫・骨折などのケガなどが積み重なり、機能的な問題を抱えています
表面化した症状と痛みの原因となっているところは、全く違うところに存在します
ということは、痛みが現れているところを検査しても異常なしというのは当然なのです
まず患部の骨折などの問題がないかをチェックするのは必要かもしれませんが、異常なければそれ以上なにもせず放置しておくことが問題です
放置していればいずれ問題が大きくなり、別の症状となって現れます
成長痛だけではなく、慢性的な生活習慣病全般に言えることです
現代の治療に対する考え方は、そういう問題を抱えています
3冊を通して伝えたかったこと
書籍を1冊執筆するのに約100時間、5万字前後の文字数を必要とします
原稿用紙130枚ほど書くことになります
自費出版なので、日々の仕事を行いながら時間を工面して執筆することになります
それほどのエネルギーをかけてでも、伝えたかったことがあります
大好きなスポーツを頑張っているのに、頑張っている子ほど痛みに悩む傾向にあります
頑張っているのに、原因も分からないまま長期間治らず悩まされるなんてすごくつらいはずです
しかし、知識さえあれば予防もできるし対策も打てます
私が日々実践している方法や考え方で、その悩んでいるお子さんが希望を持つキッカケが作れればすごくうれしいです
このステップメールでは、なぜ執筆しようと考えたのか、執筆してどういう変化があったのか、
3冊を通じてどういうことを伝えたかったのかをまとめました
配信記事
- 【1日目】なぜ出版しようと思ったのか?
- 【2日目】なぜ出版しようと思ったのか その2
- 【3日目】出版のリアル
- 【4日目】出版して得たものと時間管理術
- 【5日目】3冊を通して伝えたかったこと
- 【6日目】突き抜けるまでやり続けると見えてくること
- 【7日目】少しでも早く行動を起こしてもらう工夫