1)本会会員が行う鍼灸マッサージ施術において鑑別が必要、あるいは緊急を要する病状に遭遇した際、迅速且つ的確に診療情報 (Clinical Information:CI)を医療機関に提供できる能力を卒後研修として提供し、共有する。同時に医療機関より鍼灸マッサージ施術の依頼(Patient Referral Letter:PRL)があった際、その指示を遵守し、的確な施術を患者様に提供、施術報告ができる様研修する。
2)投薬情報の把握と理解を深め、投薬中の患者様に発生する可能性のある副作用等への注意力を高め、迅速に医師に紹介できる能力を研修する。
3)様々な鍼灸適応症状のエビデンスを学び、多職種連携の中でも説明可能な理論的利点を説明できる知識を涵養する。
4)医療機関及び医師の学術団体における病鍼連携事業の施術効果の実証と学会報告に協力する。
5)医療機関にて開催される臨床研修などへの病診連携啓蒙の為の講師派遣を行う。
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