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PROFILE

五感の力で、医療と介護に関わる方の、コミュニティ力を活性化、心と身体を豊かにする。管理職育成、現場の活性化で生産性を向上、医療機関や福祉施設の支援。

Gokan Life Academy

吉村ひとみ

株式会社みねのさと

 代表取締役

 

 京都に生まれ、幼い頃から「ものづくり」を得意とする。幼少期は米国ボストンで過ごし、枠に囚われず自由に創造する生き方を体感する。

 

  神戸の芸術系大学に進学。建築士の資格を取得するも、卒業時に阪神大震災に遭い、同時期に父の病院経営に魅力を感じ、芸術の世界から方向転換。病院経営に携わる。

 

  多忙な日を過ごしていた24歳の時、父が病気により急逝。ご縁あって某大学病院の血液・免疫・呼吸器学講座及び心療内科学講座、二方の教授秘書として13年間従事する。この間、若くして亡くなった「父の死」や自身の「心と身体の健康」について探究。また大学病院組織内でのコミュニケーションと人間関係について学ぶ。

 

  教授退官と同時期に、祖父の認知症介護のために、母がNPO法人を設立。母をサポートする形で施設長として、34歳で介護事業の運営に携わる。介護の現場に向き合い、介護職の離職問題の実態を目の当たりにする。労働環境を改善するために試行錯誤を重ねる中で、大学病院で学んだ組織力及びコミュニケーション力が必要とされることに気が付き、人材育成の環境づくりに励む。運営を通じ、介護職員のコミュニケーション能力が向上するにつれてご利用者さまの顧客満足度が上がるのを実感する。同時に「認知症のある方」及び「その家族」との関係、介護職員スタッフ間のコミュニケーションが大切であることを深く感じる。

 

  また教師であると同時に日本画家であった祖父が認知症になり、「芸術」=「五感の力」=「癒し」が、認知症介護のコミュニケーションに役立つ筈と信念をもち実践する。開業以来「五感の力」により、スタッフ及びご利用者さまが心と身体を豊かにすることを目的とした「五感サロン」を10年以上毎日、通算3600回に渡り開催する。祖父やご利用者さま、スタッフ間でも笑顔が増えたことを実感する。

 

  みねのさとと共に過ごしてきた祖父は最期に「ありがとう」と言い、99歳で穏やかに永眠。障害や認知症 になってもお互いを認め合いコミュニケーションを深めることで良好な関係が築ける事、ケアの質によってご利用者さまのQOLが大きく変わる事を祖父の介護から学ぶ。

 

   神戸市北区で先人と共に歩んできた103年、このような経験を通じ、平成29年6月に株式会社みねのさとを設立。医療や介護に関わる方のために、「五感の力」でコミュニケーション能力を高め、心と身体が豊かで健やかに過ごせる環境をデザインすること、そして女性が活き活きと輝いて活躍できる場を創造する事を使命に、活動していきたいと志しています

社会福祉主事任用資格
二建築士国家資格
認知症介護実践者研修修了
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