私とシュタイナーの出会いは、2014年に赤坂溜池クリニックで開催されたアントロポゾフィー医学基本講座でした。
鉱物、植物、動物、人間を体系的に語る内容は、スピリチュアルも近代科学も包含する奥深さを感じました。
その後、もっと体系的に勉強したいと思い、薬剤師でもある小澤千世子先生のところで、アントロポゾフィー的植物観察会を開催してもらっています。
シュタイナーの奥深さは『体験した事柄を、自己の中で響かせる』ことだと感じます。
著書を読むことが大切なのですが、一人では難しくてなかなか読み進められません。
⇒シュタイナーはやはり本を読んだ方がいい。
そこで、2017年3月から「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」の読書会を開催し、
⇒「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」の読書会
⇒超感覚的世界を認識するためには、感覚的世界の認識が大切。
2018年8月からは『神秘学概論』を読んできました。
⇒『神秘学概論』読書会
そして2020年2月から第三弾として『神智学』の読書会を開催します。
「本書の中で、超感覚的世界の若干の部分を叙述するつもりである。感覚的世界だけを通用させようとする人は、この叙述を空疎な想像の産物と見做すだろう。しかし感覚界を越えてゆく道を求める人なら、もうひとつの世界を洞察することによってのみ、人間生活の価値と意味が見出せる、という本書の観点をただちに理解してくれるだろう。」(本書より)「秘教」の思想を、明晰な思考に導かれた新しい総合文化へと再編し、個人の自己実現と社会の進歩へとつながる可能性を提示した、シュタイナー四大主著の一冊。」(商品説明より)
【テキスト】
「神智学」(ちくま学芸文庫/筑摩書房)
参加者の方には、指定するページを読んできていただき、当日はディスカッションをしながら洞察を深めていきたいと思います。
一緒に学びたい方のお申込みをお待ちしています。
※テキストの当日販売は行いませんので、ご留意ください。
《今後の予定》
月1回、木曜日13:00~14:50
2020年
2/20「人間性の本質」p29-70
3/26「霊の再生と運命」p71-101
4/23「三つの世界」①p103-135
5/28「三つの世界」②p136-163
6/25「三つの世界」③p164-190
7月「認識の小道」p191-217
8月「付録」p235-250