子供から少し手が離れたと言っても、誰かに子供を預けないと働けない事情がありながらどこかにお金を払って預けて働くとなると何のために働いているのかわからなくなります。
家族のために働いているのに、家族に寂しい思いをさせたり迷惑をかけたりするという話は良くある話です。
社会が流動している現在、生活の糧を稼ぐということと自分のやりたいことと子供たちのためということと家族のためということとバランスの良い道を見つけるのは簡単ではないかもしれません。
私たち一般社団法人日本nanodots協会では親子インストラクターという制度を設けています。親子でナノドッツのインストラクターが出来るという制度です。
ナノドッツはAI時代に注目されはじめたSTEAM教育と非常に相性の良い創造教育ツールです。そのため、これから多くのインストラクターさん達が必要とされていくのですがそのインストラクターを親子で一緒にできるという仕組みです。
準備をしている間、会場に向かう間、講座をしている間、ずっと一緒にいることができます。ナノドッツという楽しい教材ですから、お子さんたちも楽しんで取り組んでいます。
① お仕事に出かけるときに子供を一人にさせたり預ける必要がない
② 親子で共通の話題をもつことができる
③ キャリア教育を実践することができる
④ オンラインでも仕事ができる
どうせお仕事を始められるのであれば、お子さんのためになることをされたらいかがでしょうか? 実際に親子インストラクターをされたかたの体験談がありますのでご紹介します。
わたなべ しほ(シニアインストラクター)
日本初!? と聞いて、驚きつつも、ワクワクドキドキが止まらなかった、2018年秋。
それまで、ピアノ調律の仕事一筋23年目でしたが「ナノドッツ」に出会い、『親子インストラクター』という画期的な制度を知り、休日なら親子で楽しみながら、収入にもつながる! ということで、もともと細かいことが好きだった私も、レゴやLaQが好きだった息子も、きっとハマるだろう! そんな確信も当たり、日々ナノドッツを親子で楽しんでいます。
日本初?!いや、世界初!の親子インストラクターとなったのは、息子が小1の冬でした。
実は、一時、学校も習い事も、何もかも嫌だ!と登校拒否になった時、
祖父が「何かやりたいことはないのか?」と聞くと、
息子は「ナノドッツ」と唯一ナノドッツだけはやりたいと答えてくれました。
山梨を拠点に活動しておりますが、東京の方からのご希望もあり
キッズインストラクターでもある息子と一緒に、電車やバスでよく出かけていました。
ナノドッツのおかげで、社会勉強にもつながり、
コロナ禍となってからは、オンラインを導入したりと
常に新しいことにも、親子でチャレンジすることができています。
時代の流れに合わせて、収入の柱は複数もつべきと感じ
好きなことを仕事に
本業のピアノ調律師としての仕事をメインにしながらも
リクエストをいただきながら、ナノドッツインストラクターとしての活動、
さらに、週に1回2.3時間だけですが、そろばん講師の仕事もしています。
全てに共通することが
好き!楽しい!指を使う! 指を使うことは、究極の「脳トレ!」(その割に物忘れが…^^; いや、きっとナノドッツをしていなければ、さらにひどいはずw)
ナノドッツをはじめて3年、飽きることなくどんどんその魅力にハマっています。
そして、日本は遅れていますが、これからの時代に必要な教育として、
世界でははじまっている『STEAM』教育に、ナノドッツが通じるアイテムだと感じています。
そんなスティーム教育をおうちで楽しく!を合言葉に
「おうちSTEAMしほ&みき」として、ホームページや、インスタグラム、YouTubeでも発信しております。
ぜひ、時代を先取りしている【ナノドッツ】親子ではじめてみませんか?
日本nanodots協会は、家族のような、あたたかい関係で、日本中に親戚が増えていく感覚です。インストラクター養成講座も、随時ご希望に応じて開催させていただきます。
えみさん(インストラクター)
ナノドッツの親子インストラクター。これは私にとって働き方改革です!!
私は企業の正社員として働いていました。会社の制度は年々整ってきていて昔よりも断然女性も働きやすくなっていると思います。私も産後は短時間勤務制度を使わせていただきました。
とはいえ・・制度さえあれば簡単に働き続けられるのかというと、違います。親が近くにいない・夫の帰宅が遅い私としては、正直助けの手の多さによって疲労度は全然違うと思っています。そして共働きであっても減るわけではない家事。私が我が子と過ごすのが好きなタイプなのでなんとかなってきましたが、それでもこの忙しさでイライラしてしまうこと、余裕が無くなってしまうこともあり、やはり嫌なことでした。
よく聞く小1の壁。保育園よりもかなり早く帰ってくる子供たち、さらには夏休みなどの長期休暇・・毎日学童に行くのか?というところにも私は引っかかっていました。
そして、たまたま外に働きに出られない状態の方にもお会いしました。本人が仕事をしたくないわけではなく、家庭の事情があり1人で出られないのです。こうなると、家で出来る仕事を探していくことになります。
そこで、親子インストラクターは本当にありがたい制度だと思うのです。普段は講座の準備等々で在宅ワークし、講座・イベントの時は外出しますが我が子はキッズインストラクターとして同行可能。ひどく体調不良・・というとき以外は一緒に行動が出来るのです(さらに今時はオンラインも可!)。
もし急に会社で働けなくなったときに急いで何とか違う仕事をしようとしても大変です。何事もないのが一番ではありますが、準備しておくと少し安心。ちなみに私は色々考えた結果、この小1の壁を前に退職しました。今は育児と両立できる働き方をしています。もちろんそのひとつは、ナノドッツ親子インストラクター。
キッズインストラクターは、父よりも断然母!な子なので、一緒に動けるということには助かりました。私1人でしか出来ないものであれば、我が家の場合は活動継続が難しかっただろうと思います。「キッズインストラクター」という響きも気に入っている様子で、体験会では、最も大事な注意事項を言う係も担当してくれています。
ナノドッツは、教育を広められている方のメルマガで存在を知り、理数脳という言葉が気になり、親子インストラクター募集が始まって更に気になり、体験会は1人で参加。子供に良さそうだと思ったとはいえ、子供の反応をよく見る前に親子インストラクターになることを私が決めました。キッズインストラクターにとって楽しくなければ活動はうまくいかなかったと思いますが、今のところ楽しそうです。色々と好きな事があり、ナノドッツへの執着は他のキッズインストラクターの子たちより少ないかもしれません・・でも初めて触ったのが3歳でまだ小学校低学年。楽しいもののひとつだということで気楽に生活の一部にしてもらえたらと思います。キューブ(立方体)を完成させたのは、今のところ最年少記録かもしれません(違っていたらすみません)!
旅行が好きなので、2人で旅行を兼ねて講座を開くようになれたら楽しそうです(もちろんコロナ渦の今はしません)。ナノドッツの道具は非常に重たくて大荷物になるという点だけ対策が必要ですが・・
ナノドッツで少しずつ空間認知力を上げ、手先を器用に、五感を使って豊かに成長してもらいつつ、会社員以外の働き方もある・楽しみながら働くということもできるのだということを、我が子に、そしてナノドッツに興味を持ってくれた子どもたちに、教えていってあげたいなと思います。
きむらあきこさん(シニアインストラクター)
我が家のキッズインストラクター 活動を振り返って
我が家の娘のデビューは、2020年4月14日、三重県の体験会でした。
その日の娘は、今まで見たことがないくらい、テキパキと行動。
会場の設置、配布する資料、実際に使うナノドッツの準備。
とにかく最初から最後まで、何でも手伝いたい!と、やる気&当事者意識を強く持って臨んでくれました。
自己紹介や遊ぶ時の注意点について堂々と発表し、長時間の講座で子供達が飽きてき来た際は、トランプや親勉のカードを使って子どもたちと遊んでいる間、お母さんたちがナノドッツに集中できるよう気利かせるという場面も。
一番驚いたのが、
「体験会に来てくれた人たちに飴を配りたい」と娘から提案されたこと」です。
・ナノドッツは疲れるから、帰るときに飴があれば糖分補給になること
・色んな味があれば、選ぶ楽しさがあること
・飴ならアレルギーで食べられない子はほとんどいないと思ったこと
・一つ一つ包まれているから、いつ食べても大丈夫なこと
・最後に飴をもらえたら、ナノドッツ体験会が楽しかったと感じて帰ってもらえるはず
娘からこのアイディアや、理由を聞いたとき、さすがの私もびっくり仰天!!
彼女は、私が一切思いつかなかったことを、さらりと提案してくれたのです。
元々持つホスピタリティ・おもてなしの心、そして子供目線によって、新しいアイディアが生まれた瞬間でした。親バカですが、この日は非常に感動したのを覚えています。
本当に小2?と何度も思ったほどです。
参加者さまからは、「キッズインストラクターに会ってみたかったんです!」「僕もキッズインストラクターになる」!という声をいただくことも。
娘本人も、大人から褒められ、小さな子が自分を頼ってくれたことが励みとなり、「私の役目は、小さな子にナノドッツを楽しく教えること」と、自ら口にするようになりました。
たとえ現場に行けない時でも、必ずその日の様子を娘に伝えたり、娘と2人で「どうしたら、もっとこの作品を簡単に説明できるかなぁ?」と、業務会議を開くことも。自分の意志でナノドッツと関わるレベルを決めているので、不満がないようです。
親子一緒に、楽しさや遊びの時間を共有することは生きる力になると私は本気で思っています。
可能性の扉を無限に広げる子供たちが1人でも増えるよう、ナノドッツインストラクターとして、これからも尽力してまいります。
山田文子さん(インストラクター)
私がナノドッツインストラクターを始めたのは、ナノドッツを楽しんでいる小学3年生(当時)の三男のため。
元々、息子達には小さい頃から
お金の使い方や稼ぎ方なドを学んで欲しいと思っていました。そこで、ナノドッツインストラクターという仕組みを利用すれば、それが一気に叶うと思い、山口県では初の親子インストラクターとなりました。
三男は、体験会や講座に行くと、私が説明をしている間に次に見せる形の見本を作ってくれたり、最後の片付けも率先してやってくれます。
それは、前もって「明日は体験会だよ。あなたの仕事はキューブ作りと、それを教えることだよ」そう言って、心の準備をさせていたからです。
初めの頃は、出かけられるから楽しいけド、なんだか面倒くさいと感じているようでした。
インストラクターを始めて1ヶ月経った頃、彼に初めてお給料として、お金を渡しました。それまでも、我が家はお小遣い制で、月に500円を渡していましたが、お給料にすると、体験会や講座をやった分だけ渡すので、これまでの4倍以上になることもありました。
自分の得意な事を教えて、いただくお金。彼にとっては初めての経験です。そして、それを初めて使う時がやってきました。ある日、「お母さん、ドラえもんの本が欲しい」と言ってきたので、「自分のお金で買ったらいいね」そう言って、すぐに本屋さんに連れて行きました。
たくさんあるドラえもんの本の中から、ずっと欲しかった本を持ってレジに並び、自分のお金で買いました。その時の嬉しそうで、満足気な顔はこれまでに見たことがありませんでした。
その頃から、彼は自分の予定を書き入れるカレンだーを用意し、「お母さん、次のナノドッツのお仕事はいつ?」と聞き、予定を書き入れるようになりました。
そして、体験会をこなしていくうちに、形の作り方がわからなくて困っている人に、少しずつポイントを伝えながら教えられるようになってきました。
お小遣い帳の書き方も、初めは「おこづかい」と書いていたところを「お給料」と書くようになったのです。
三男の中で、お母さんと楽しいところに遊びに行く感覚だったものが、次第に自分の役割を果たしてお金をいただく場所に意識が変わっていったのだと思います。
子共は普通に生活していると、学校での狭い人間関係だけになってしまいがちですが、こうやってたくさんの方、特に初めて会う子ドも同士で交流できることは、三男の世界を広げるためにとても良いことだと思っています。現に、ナノドッツを通して、仲良くなり、次はいつ会えるのかと待ち遠しくなるほどの友達もできました。
ナノドッツインストラクターの活動を通して、息子は、お金についての経験と、人間関係についての学びを得ています。お金をいただきながら、このような経験ができることは、親としてもとても嬉しいです。
これから、息子がどのように成長していくのかも楽しみでなりません
最後に
Keigo君(インストラクター)をご紹介します。
彼は小学校5年生(2018年)の時初めてナノドッツに出会い、講座を受けてインストラクターになったのですが中学1年生の時に全国のインストラクターの勉強会のとき、大人のインストラクター向けの講座を自分で考えてオンラインで1時間の講座をこなしたという実績があります。
これから大切なプレゼン能力や企画力を実際の仕事の中で小さい時から養う事が出来ます。
いかがでしたか?
ナノドッツの親子インストラクターにご興味やご質問のある方は下記よりお問合せください。