自己観察のエニアグラム

＝１日体験会＝

９つの数が示されたこの深淵なシンボルを

しばし見つめてみましょう。

私はどの数だろう？

矢印はどんな意味だろう？

各数についている呼び名は何だろう？

それらの問いかけをしているあなたは、
おそらく自分の外側に意識があります。

その意識が内側に向かうとき

あなたは自分に尋ねているはずです。

「私」とはいったい誰なのか？　と。

　このワンデイ体験会では、性格分析としてのエニアグラムではなく、自分自身の本質に目を向ける働きかけをします。

　９つの数は相互に深く関係しており、私たちの誰もが基本的にはすべての数の本質を持っています。中の一つ、特に表出している要素を「タイプ１」とか「タイプ２」というふうに呼びます。その要素を言語化すると（図の中に書かれている）「率先する人」「与える人」などと言い表すことになります。これはあくまで一つの概念なので、仮にあなたが「自分は1の要素をより多く持っている」として、「率先する人」と言われたとき、それだけではあまり深い気づきは起きないでしょう。

　でも、ちょっと時間を取って、その人格を内側から眺めてみると、どうでしょう？　この「率先する人」は、何を大切にしていて、どんなことに関心があるのか？　どこへ向かっていこうとしている？　

　そこに気づきを向けてこそあなたの本質の部分がくつろぎ、本来の「自分らしさ」が花開いてゆくのですが、一般社会では外側の人格・性格だけが云々されていて、それを「ほんとうの私」だと勘違いしている人もたくさんいます。

　人格というのは私たちの一部です。他にも本質があり、肉体があります。この３つは別々に育って来るので、お互いを知りません。だから人格だけを云々しても、トータルな一個人としての在り方を見い出すことはあり得ない。本質だけでも、肉体だけでもダメです。

　また、これらのことを一つの論理として論じることは、何も生み出さないばかりか危険なことです。私たちのバカな思考は、その論理を論じることで、何もかもわかった気になってしまうからです。

　この1日体験会は、「体験」による「理解の深み」を味わってもらうことを目的としています。したがって、自分を見守ることの大切さがわかっている瞑想経験者を数名エナジーサポートとして招待しています。彼らのプレゼンス（在り方）から「見守る」ということがどういうことなのかを学んでください。

＜内容＞

• エニアグラムの９つのタイプを行動パターンによって自分で読み取ります。
  
  
• 「インクワイアリー（自問すること）」を用いながら、その人格を見つめていくことをします。
  
  
• 身体をリラックスさせるためのアクティブ瞑想をして、見守るためのエネルギーを保ちます。
  
  
• より深い理解のために、気づきを文字にしたり絵にしたりする十分な時間が取ってあります。
  
  
• 3人1組のシェアリングは、そこで発見したことを聞いてもらうための時間です。
  
  
• 見守るためのエクストラ・エナジーのためにアクティブ瞑想をサポートとして使います。

　この体験会は、秋以降に予定されているエニアグラム・リトリートへの準備として開催されています。リトリートまでに何度か開催する予定です。大切なお友達といっしょに参加すると、お互いに対するより深い理解が起こり、関係性が深まります。ご活用ください。

最後にーー

敬愛するグルジェフの

深い愛に感謝を！