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あやしい絵展~アートギャザリング(後期作品鑑賞)

グロテスクと美しさに潜む真実を探す

このような方におすすめ

芸術の中にある光と闇について知りたい方

期待できる効果

アートを通じて感性を刺激し、同じように楽しむ人たちと繋がりを持てる

受付は2021年4月30日(金)23:00 までです。

あやしい絵展~アートギャザリング(後期作品鑑賞)

妖しいがゆえに忘れられない絵の数々を記憶にとどめる



「あやしい絵」そう聞くと、どんな絵を思い浮かべますか?


★おどろおどしい絵
★怖い絵
★美しい絵

ひとめ見ただけで何を描いているのか解る絵もありますが

”何故こんな絵を?”と思うような
不思議さや
不気味さや
恐ろしさや

そんないろんな感情を呼び覚まされる絵もありますよね?


幕末から明治、大正、昭和にかけて
西洋からもたらされた、技術や知識は
経済や文化、政治などのあらゆる面に浸透していきました。

激動の時代であればあるほど
人々は、その渦中にいる不安から、より刺激の強いものを求めたり
グロテスクなものに己の暗い欲望を投影したりもしたことでしょう。


「東京国立近代美術館」で3月23日~5月16日まで開催される【あやしい絵展】は
そういった時代の流れの中で製作された
退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった
”単に美しいだけではない絵”を集めた展覧会です。


会期を通しての見所作品など


■北野恒富《淀君》
大阪城落城寸前の城内に浮かび上がる淀君の姿が
怖いというか凄みがあるというか・・・笑

これを書いた画家は”画壇の悪魔派”と呼ばれたそうですよ!


■青木繁《大穴牟知命》(オオナムチノミコト)
『古事記』の一場面である

大穴牟知が兄たちに謀られて焼け死に、それを悲しんだ母の願いを聞き入れた神産巣日神が
蚶貝比売(キサガイヒメ)と蛤貝比売(ウムギヒメ)を遣わして、
貝殻の粉と乳汁で作ったものを大穴牟知命の身体に塗りつけると
蘇生した、という場面を描いた絵です。


■甲斐庄楠音《横櫛》
私はこの人の絵を2017年に京都で実際に観ていまして
あまりのグロテスクな不気味なそれでいて目の離せない絵に

没頭して時間を忘れたくらい(決して綺麗といえない絵なのに目が釘付け!!


■ダンテ・ガブリエル・ロセッティ《マドンナ・ピエトラ》
ダンテの詩に詠われる女性で、彼女は絵の中で丸い石を持ち、

妖艶ないわくありげな表情でこちらを見つめている。
実は彼女に恋する男は石に閉じ込められてしまう・・・という絵(美しいだけに怖いわ~笑)



自分自身の中にある欲望や
かくしていた嗜好
見たくないようにしていた心の奥底

そういうものと向き合う時間になるかもしれません。


けれども”どんな自分も自分の中にある”という多様性を認めたとき
「あやしい絵」の闇は自分を照らす『光』に転じるかもしれませんね。


自分の感情を揺さぶられに
是非、【あやしい絵展】を私のガイドでご一緒してみませんか?

■こちらの日程では、展示替えの『後期作品』鑑賞となります。

後期の見所作品はこちら!


後期の見所作品は
上村松園の《花がたみ》ですね。

世阿弥が作ったという能の作品「花筐(はながたみ)」からの題材で
皇位を継ぐために都に渡った皇子が、最愛の人に別れの間際に花筐を送ったところ
悲嘆にくれたその人は、次第に精神を病んでいくのですが
数年を過ぎたある日、皇位を継いだ皇子が紅葉狩りに来た行列の前に
狂女がふらふらと現れ、列を乱すなと怒ったお付の者が、その狂女が持つ花筐を打ち落とす。

すると、それを見た皇子が、かつて自分が愛した人だと気づき
都に連れて帰る、というお話。

松園はその”恋焦がれるあまりに狂ってしまった女”を描くために
精神病院に足を運んで、実際の患者たちを写生したそうです。

ちょっと不思議な表情をした女性が描かれており
透明感があるけれど、胸がしめつけられるような感じのする絵です。



【ご案内事項】
※現在の美術展は、殆どが日時指定予約での鑑賞です。
また、館内でガイドしながらの鑑賞はおそらく不可となっているため
事前に、ガイド資料にて簡単なレクチャーをしてから入館する、というスタイルとなります。

※入館チケットは、ご自身でネット予約でご購入いただくか、こちらで代理購入するか
お申込の際にお選びください。
参加費・チケット代は事前お支払となります。

※前期・後期の2回参加の方は【割引価格】とさせて頂きます。

※美術展鑑賞後は、ご希望の方々とランチをご一緒したいと考えております。




受付は2021年4月30日(金)23:00 までです。

ギャザリングプロデューサー

田村 由香理

大人の集うギャザリングで人生の愉しみ方や、あなたの創造性をナビゲートする
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大人の集うギャザリングで人生の愉しみ方や、あなたの創造性をナビゲートする

アートナビゲーター(美術)検定3級取得
タロー・デ・パリ~認定リーダー登録 ID:100230
タロー・デ・パリ~ベーシックコース認定講師
マインドシンボリックリーディングナビゲーター認定
イシス版マルセイユタロット:アドバンス修了
日商簿記検定2級取得


以前から美術・文学・映画・芝居などが好きで。自分の琴線に触れる美しいもの、それをキャッチする心を大切にしたいとの思いから、2013年の夏至の夜に「キャンドルナイト」のイベントを開催。
それを機に、Facebook上で【大人のギャザリング】というページを作り、美術展をナビゲーターと巡る『アートナビゲートツアー』や、お酒のイベント、『魔女のキャンドルナイト』というイベントなどの企画プロデュースを、5年間で100回以上、週末を中心に開催しております。

40代の半ばに乳がんを経験しそれと前後して、家族とは?結婚・夫婦とは?自分らしさとは?に、たくさんの疑問符がつき、答えを求めて何年間も彷徨いました。

そんな中、クリスタルヒーリングや占星術、アロマオイル、オラクルカード、数秘術などたくさんの新しい世界とも出会い自分の世界を拡げるきっかけとなりました。

大好きな芸術の世界には、たくさんの”未知の宝”が眠っています。

『アートと文化で繋がる大人のための会員制サロン』を運営するのが人生の目標。

芸術とお酒、大人同士の知的なお喋りから生まれる遊び
そんな機会を作る【大人のギャザリング】を目指しています。
 
太陽星座と火星・水星・金星が射手座
月星座が山羊座という自分のホロスコープを見ると
「遥か彼方に飛んで行ってないのは月のおかげかしら?」と思いながら?(笑)
ユングの云うところの”人生の午後”を過ごしている世代。

開催要項

開催日時
2021年5月16日(日)
開始 14:30
終了 16:00
場所

東京国立近代美術館

東京都

千代田区北の丸公園3-1

ホームページ

参加費

あやしい絵展~アートギャザリング(後期作品鑑賞) 参加費(ガイド料のみ)  3,671 円

あやしい絵展~アートギャザリング(後期作品鑑賞) 参加費(ガイド料+チケット代理購入)  5,471 円

割引・あやしい絵展~アートギャザリング・2回参加の合計参加費(ガイド料のみ)  6,304 円

割引・あやしい絵展~アートギャザリング・2回参加の合計参加費(ガイド料+チケット代理購入)  9,904 円

キャンセルポリシー

■お振込みの場合:¥3,500(ガイド料)
※チケットをこちらで代理購入の場合は実費¥1,800+で合計¥5,300

■Paypal決済の場合:手数料含む¥3,671
※チケットをこちらで代理購入の場合は実費¥1,800+で合計¥5,471

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【前期・後期2回参加は割引あり】
■2回参加の場合のお振込:各回¥3,000ずつ(計¥6,000)
※チケットをこちらで代理購入の場合は実費¥1,800+で各回合計¥4,800ずつ(計¥9,600)

■2回参加の場合のPaypal決済:各回¥3,152ずつ(計¥6,304)
※チケットをこちらで代理購入の場合は実費¥1,800+で各回合計¥4,952ずつ(9,904)

お支払方法
定員

4 名

【満員御礼】

申込受付期間

2021/3/17(水) 17:54  ~ 2021/4/30(金) 23:00まで

主催者

田村由香理

お問い合わせ先

田村由香理

お問い合わせ先電話番号

09021697880

お問い合わせ先メールアドレス

yuriikari3@gmail.com

受付は2021年4月30日(金)23:00 までです。
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