一般社団法人ラスールジャパン・RFIマスターラスールの玄とゆみです。
私たちは日本にコネクション・プラクティス(コネプラ)を紹介し、現在、コネプラ認定トレーナー「ラスール」を養成しています。
コネプラは共感と洞察の相乗効果で人生を前進させるスキルです。特に「共感」は一朝一夕には身につかないことを痛感し、このブックスタディを始めることにしました。
マーシャル・ローゼンバーグのSpeak Peace in a World of Conflict(英語版)を毎週、章ごとに共に読み進み、直接触れることで、NVC(非暴力コミュケーション)を創ったマーシャル・ローゼンバーグ博士の真意に迫ります。
私たちは2004年の全米平和省会議(ワシントンDC)で本書に出会い、大きな感銘と影響を受けました。「人生をさらに素晴らしくするコミュニケーション」としてNVCを体系化したマーシャルは、「遊び以外はするな」「私がもっともやりたくないことは、いい人をもっと作ることだ」など、その時の私たちには理解できない刺激的な発言を残しました。
初めて彼の言葉を聞いたとき、「えっ、それってどういうこと?」と思いました。そしてNVCを学んでも学んでも、理解できない謎が残りました。
マーシャルの真意は?
彼や彼の教え子たちが世界各地で伝えてきたNVCは、家庭や職場はもちろん、紛争地での平和構築や刑務所の囚人への更生にも使われ、確かに大きな変化を生み出しています。
NVC意識で生きると「(自分の)周りの世界が変化」し、安らぎや温かいエネルギーが生まれることを、私たちもNVCを学び伝える中で体験してきました。
「あなたが次に言うことがあなたの世界を変える」というサブタイトルの本書を、英語で読むことでNVCをより深く学びませんか?
彼が目指した世界を共通ビジョンに持って、私たちがより素晴らしい人生を送れるようになる冒険の旅に出ましょう。
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"Speak Peace 1" 参加者からの感想
「Speak peace ブックスタディに参加したときは、ただ、面白そうな本を英語で読む会に参加できる、というだけで参加を決めました。 NVCもコネプラも数ヶ月前に習っただけで、マーシャルが誰かもよく分かっていませんでした。 毎週、週をおうごとに、皆さんと感想や宿題をシェアすることから、内容を深く浸透させていく感じがありました。毎回の宿題の内容も深くて、今まで考えた事のないものが多かったです。1人ではよくわからなかったものを仲間とシェアすることで、その内容が花開くように気づく事がありました。 私は涙が出ました。 愛ってそんな感じかなー? 世界平和や社会貢献の大きな目標もあるけども、私はこの、私の中で開いていく感覚が愛おしくてたまらないです。今はこれを育てていきたい、日常に開いていきたいかんじです。 本を読んでいるだけなのに、こうして自分の中に育まれていくものがあって、驚きです。 皆さんと、正直に、安心して語り合う場を作ってくださった、ゆみさん、玄さん、ありがとうございます。このブックスタディは喜びです。 みなさま、うまくシェアできないときも、そのまんまを聴いてくださりありがとうございます。一緒に学べて楽しかったです♪ 自分のハートとのつながりを大切に、人ともつながっていきます! 電流流しまーす

」
「マーシャルの本は以前から関心があったので、他の本をいくつか読んだことがあり、自分なりに概要を理解していたつもりでしたが、みんなで読む読書会ってどんな感じだろうと、直感と好奇心から参加いたしました。 初回から内容の深さに衝撃の連続!そして1時間半があっという間!自分のマーシャルの本を読んだという理解がいかに表面的で、浅いものであったかを思い知らされると同時に、その深さ広がりに感動の連続でした。 毎回の読書会について、私のイメージは、ご一緒しているみなさまの豊かな多様性の星がspeak peaceという宇宙を映しあってイメージでした。自分が一人見るspeak peaceの深遠な宇宙は、みなさまの美しい多様性の光で、本当にこういう美しさ、深さ、豊かさがあったのだ!という発見とともに、ここは同じ宇宙であり、「つながり」が生きられる世界だということを実感させてくれるものでした。 大袈裟な言い方に聞こえるかもしれませんが、speak peace以前と以後の自分には、なんだか細胞レベルでアラームが起動しはじめ、何かが変わった気がしています。 これからどのように自分が変化していくのか、本当に楽しみで、希望が満たされています。 また、毎週日曜の朝7時から8時半という時間も私にはありがたい時間帯でした。この時間だったからこそ参加が可能で、しかも、speak peaceで何か一つ以上の深い気づきや学びの感動を得て始まるその週の朝は、「心身ともに学びを日常にすぐ、落とし込みやすい抜群の時間帯でした。」
「一緒に学ばさせて頂いたこと心より感謝します。 ご一緒させて頂いたからこそ 一人では到達できない深淵を覗くことができました。 日曜日の朝、宝物のような輝く時間を持てたことマーシャルとみなさんと一緒に旅をしていたような気持ちでした これまで、訪れたことのない場所へ連れて行って頂けました。 Speak Peaceは不思議なことに、非常に納得できるにもかかわらずハッとさせられることの連続で、 全ての出会いに感謝の Speak Peaceの時間でした ありがとうございました。」
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”SPEAK PEACE in a World of Conflict
What you say next will change your world”, by Marshall Rosenberg
「争いの世界で平和を語る
〜あなたが次に言うことが、あなたの世界を変える〜」
マーシャル・ローゼンバーグ
パート1・平和を語ることのメカニクス
第1週 イントロ:非暴力コミュニケーションの成り立ち/NVCの目的 第1章:二つの質問
第2週 第2章:私たちの中に生き生きとあるものをどう表現できるか?
観察/感情/ ニーズ
第3週 第3章:どのように私たちは人生をより素晴らしくできるか?
リクエスト/リクエストに対する命令
パート2・NVCを使う
第4週 第4章:私たち自身の変化
自己教育による成長/自分の“失敗”への自己共感/過去の傷を癒す/悼みに対する謝罪
第5週 第5章:相手と共感的につながる/相手のメッセージに対応する
第6週 第6章:相手の中に美を見る
第7週 第7章:あなたは何を変えたいのですか?
第8週 第8章:ギャングと他の支配構造
私たちをこのようにしたものは?/学校に変化をもたらす/ゲットーのギャングとワークする/他の社会機関を変える
第9週 第9章:エネミーイメージの変容とつながり
争っている部族同士の調停/テロリズムに取り組む
パート3・社会変革のために平和を語る
第10週 第10章:他の人たちと協力して社会変革をもたらす
社会変革の資金調達
第11週 第11章:争いと対立に対応する
テーブルを越えて人間性を見る/ビジネスでの対立を変容する/ビジネス文化を変容する/人々が会おうとしないとき
第12週 第12章:感謝
傷つけるジャッジメントとなる褒めることと称賛/NVCを使う感謝の表現/感謝の受け取り方
第13週 第13章:まとめ/最終的考え
私たちもマーシャルと同じようにが「喜びから生きる」人をもっともっと増やしたいです。人生をより素晴らしくする旅に一緒に出ましょう。
「全ての人がニーズを満たすためにベストを尽くしている」ことを理解し、人生をより素晴らしくする
このコースに参加してほしい方
NVCの理解を深めたい、学びたい、
暮らしに生かす方法を知りたい人
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原書でNVCを学ぶことの意味
マーシャルが伝えたかったことを直接、あなたの心と体と頭にインストールします。日本語訳は森田玄がすでに訳したものを1週間前にお渡しします。お誘いは、キンドルの原書を購入し($10)事前に英語で読み、できる範囲で翻訳をしてみてください。
コースの詳細:13回に渡って週1回オンラインで行います。2021年1月24日〜2021年4月18日の毎週日曜日、午前7時から8時半まで。
参加者数:10名
予定開催期日と時間:1月24日(日)朝7:00~8:30amを第一回目とし、その後は基本的に毎日曜日の朝7:00~8:30amに開催します。
またコースは毎回録画し、不参加の場合や希望者には録画を提供します。
コース費用:13回分 60,000円(PayPal決済は手数料5%が加算され63,000円になります)
注意事項
- 1 『Speak Peace in a World of Conflict』を購入し(Kindle版はすぐに入手できます)、事前に、少なくともその週の章を読んで、できる範囲で日本語に訳しておく。
- 2 毎週、事前にやっておく課題が出されます