慢性的な体の症状でお悩みですか?
もしそれが、”あなたのために”と、あなたの一部(パーツ)が
していることだとしたら・・・、どうでしょうか?
私たちは、心の中にたくさんの「自分」(パーツ=副人格/サブパーソナリティー)を持っています。
パーツとは、多数ある私たちの心の側面であり、私たちの心は、実はたくさんのパーツ(副人格・サブパーソナリティー)の集合体なのです。
例えば、あなたは、自分の中に対立した思いを抱え、葛藤したことはないでしょうか?
・ダイエットのために食べる量を減らしたいのに、ついつい食べすぎてしまう
・会社をやめて好きなことで独立したいけど、食べていけるか不安で、やめることができない
など。
このような葛藤は、私たちの中にいるパーツたちが、それぞれに異なる意見や感情や欲求を持っているために、起きているのです。
IFS(Internal Family Systems Model:内的家族システム)では、私たちの「内側」でこのようなたくさんのパーツが相互に関係しあい、まるで「家族」のような「システム」を形成している、と考えています。
(なので、「内的」「家族」「システム」と名づけられました)
IFSでは、私たちが持つ感情や考え、体の感覚などが、それぞれのパーツから発せられているものである、と捉えています。
そして、体の症状や病気も、パーツから来ている場合がある、と考えています(*すべてではありません)。
IFSでは、すべてのパーツは、私たちの役に立とうとしてくれている、と考えます。
もし、私たちの症状や病気が、あるパーツがあなたにとって何か良いことをしようと思って行なっている結果なのだとしたら・・・。
そのパーツの話を聞くことは、あなたの役に立つかもしれません。
「医師が教えるIFS(内的家族システム)講座・ベーシック」では、IFSの基本を学んでいただき、受講生同士のペアワークを通して、症状や病気の奥にあるパーツからのメッセージを受け取り、自己理解を深め、自分自身に慈愛の気持ちを持てるようになることを目指していきます。
(*第8回より、「患者様のためのIFS講座」から、「医師が教えるIFS(内的家族システム)講座・ベーシック」に名称を変更いたしました)
症状や病気の奥にある体からのメッセージを受け取り、深い自己理解からセルフコンパッションに目覚める
「医師が教えるIFS(内的家族システム)講座・ベーシック」は
こんな方におすすめです
- 1 何らかの症状や病気をお持ちの方(とくに、原因不明の病気をお持ちの方)
- 2 いろいろな治療法を試したものの、症状が良くならない方
- 3 体の自然治癒力を高めて、病気の予防をしたい方
- 4 病気への恐れを手放したい方
- 5 自分自身についての理解を深めたい方
- 6 IFSの観点から見た身体と心の関係について学びたい方
- 7 病気や障害をお持ちの方の支援者の方
IFS(Internal Family System Model)とは?
IFSは、米国のリチャード・シュワルツ博士により体系立てられた、トラウマ治療を得意とするエビデンスのある心理療法であり、40年近い歴史があります。
人間を深く理解するのに適したモデルであり、心理療法の枠を超えてさまざまな分野で応用され、現在世界中に広まっています。
マインドフルなあり方を促し、「Self(セルフ)」と呼ばれる「大いなる自己」に目覚めることを促します。