最近、セッションに来ていただいた方に
これからどうしていけばいいのですか?と訪ねて頂く機会が増えました。
そんな時私は、
「ご自分の”感性や感覚”を大事にして、過ごしてください」
とお話をするのですが
”感性や感覚”と言われて、呆然としてしまう方というのが、少なからずいらっしゃいます。
そもそも私自身が、”感性や感覚”ってナンジャラホイと思っていたひとりです。
それは、何十年もの間「効率」「成果」「評価」という
目に見えやすい判断基準を採用し続けて来ていたからでした。
そう、まさにビリーフまみれな状態だと、”感性・感覚”を使えなくなるんです。
ある程度ビリーフにとらわれずに生きられるようになり、最初に途方に暮れたのが、
「私はなにがしたいのかわからない問題」
でした。
そうなんです、
「好きなことがぼんやりしている」
「やりたいことがわからない」
「なんだか漠然と不安」
つらくはなくなったけど、なんだかぼんやり、もんやりしている。そんな状態になりました。
その原因は、”感性・感覚”のアンテナが錆びついている、ことにあったのです。
それらがわかり、確信を得るためには、
「感じる力」「感じ取る力」感性が必要でした。
感じる力、感性・感覚は、自分を信じることなのです。
自分とはどんなひとなのか、という輪郭をはっきりさせていく作業なのです。
感性・感覚アンテナ、みんな持ってます。
それを今まで使ってこなかった方は、ちょっとメンテナンスと練習が必要になります。
論理的な思考が得意な方ほど、自分がどうしたいのか、
自分がどう感じているのか、という感性・感覚がわからないという状況に陥りがちです。
いま、自分がどう感じているのか、実際に体験します。
自分を感じて、自分と繋がっていくことで「自分」という感覚を強くしていきます。
そうすると、様々なサインやインスピレーションを受け取っていることにも気が付いていきます。