遊んでいるうちに得をする。
楽しんでいるだけで、肩や腰がラクになる。
意識を変えるだけで身体がとても軽くなる。
早く歩けるようになる。
階段を上りたくなる。
身体が柔らかくなる。
自然と笑顔がこぼれてくる。
そういう身体を体験してみませんか?
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運動というと、きつい、つらい、しんどい、がまん、苦手、下手、筋力、体力・・・
というイメージを持たれている方も多いですが、そもそも日常の中で身体を使っていること自体が運動です。
朝起きてから夜寝るときまで、わたしたちは普段どのくらい身体を動かしているでしょう?
起きる、立つ、歩く、座る、寝る。
日常でやっている動作はとても限られています。
そこには当たり前すぎてどうやれば身体が動くかなんて考えることはありません。
座り方、立ち方をとっても、今どこに体重がかかっているか、
骨盤の傾きがどうなっているかなどということに気を付けることはないでしょう。
しかしそういったごく当たり前に、無意識にやっている行動や姿勢が、
つらーい腰痛や肩こりにつながるのだということをご存知ですか?
くしゃみしてぎっくり腰になった、
落ちたペンを拾おうとして肩を痛めた、
首をあげたら背中に激痛が走った、
朝起きたら首が回らない…
数えればきりのない何気ない動作での事故はほとんどがリミットを超えたときの肉体の悲鳴です。
同じところばかり使い続けた結果、その部分が壊れてしまうのです。
それを防ぐにはどうしたらいいのか。
それが、身体に眠る潜在能力を使う動き方です。
鉄10キロと綿10キロ。
ポンと渡されたとき、ずしっと来るのは鉄のほうですね。
それは密度が濃くて体にかかる圧力が集中するから。
綿は体積が大きいから圧力が分散されます。同じ重さでも綿のほうが軽く感じるものです。
それと同じことが私たちの身体にも言えるのです。
子どもを抱き上げるとき、落とした菜箸を拾う時、
洗濯物を干すときに、腰、腕に頼りすぎない使い方をする。
立ち上がったとき、階段を上るとき、歩くとき、ひざに頼り切らない。
そういった使い方ができれば、身体にかかる負担は一部ではなく全体に分散されてとても疲れにくくなるのです。
子どもたちの動きを見てください。小さな子供は筋力に頼ることができないので体全部を使っていろいろなことをしています。
その動きを思い出せば、私たち大人も柔軟に、しなやかに、軽々といろいろなことができる身体を取り戻せます。
それを思い出すのが、この「身体で遊ぶ、氣で遊ぶ」です。
柔軟にしなやかに、といわれても既にわたしたちの身体はがちがちですから、急にそんなことができるわけない。
そう思われた方。
正解です。
だからこそ、始めはその身体をほぐし緩めることからスタートします。
振ったり揺らしたり伸ばしたりして、今の身体の状態を自覚してゆるめます。
それから、遊びの始まりです。
激しい動きはありません。
なのに、楽しんでいる間にいつの間にか全身が動かしやすくなっていることに気づきます。
そして身体の使い方。
一か所に集中させないためにどこをどう使えばいいか。
それも楽しみながら身につけることができます。
遊びながら、楽しみながら身体のリフレッシュと痛みから解放されましょう!