受付は2018年11月22日(木)09:00で終了しました。
ワークを中心として習慣化の基礎知識を学ぶ
このような方におすすめ
続けたいことがあっても三日坊主で終わってしまう方/続けられないことで自己嫌悪に陥ってしまう方/どうしても達成したい目的がある方
期待できる効果
意志の力に頼らず行動を習慣化させることができます/理想の人生に向けて日常を好転させることができます/自信を持って日々を生きるきっかけになります
やる気に頼らない習慣マネジメント基礎講座
こんにちは、習慣マネジメンターの齋藤と申します。
突然ですが、あなたは毎年、新年の誓いというものを立てますか?
「無駄遣いをやめて旅行資金を貯める!」
「ギターをマスターしてライブに出演する!」
「資格を取得して今年こそは転職・独立する!」
「体脂肪率15%を切ってあの子に思いを告げる!」
このような目標を神様に捧げた方もいるかもしれませんね。
ただこの新年の近い、達成できない人が大半のようです。
92%が挫折する新年の誓い
新年の誓いにまつわるこんな話があります。
家族旅行から戻る飛行機なかで、お菓子の入ったバスケットを差し出されて断ると、人当たりの良いフライトアテンダントがこんなことを言った。
「長期のお休みの後は、クッキーやプレッツェルを断る人が多いんです。」
私は尋ねた。
「断る人が多い期間って、どのくらい続くのですか?」
彼女はにっこりと笑ってこう答えた。
「新年の誓いが守られている間くらいですね。」
~グレッチェン・ルービン著「人生を変える習慣のつくり方」より~
この皮肉じみたエピソードが示すとおり、新年に立てた誓いを全うできる人は多くありません。アメリカの調査によると、新年の誓いを達成できるのはたった8%だそうです。日本でも大体同じ程度ではないでしょうか。
おそらく、今までの人生で「コレをやる!」と決めて続けられなかったことは全くない!という人はほとんどいないでしょう。
続けられる。これだけで賞賛の的になり得ることからもその難しさが伺えます。
私たちは「サーカスの象」になってはいけない
多くの人にとって続けることが難しいという事実がある中で、継続できるかどうかはメンタル面に大きな影響を及ぼします。なぜなら人は過去の経験から自分の能力を判断し、それに従って行動しようとするからです。
よく使われる例えで「サーカスの象」というものがあります。サーカスの象は足を簡単な鎖と杭で繋がれるだけで、逃げ出そうとしなくなります。その気になればたやすく引き抜けのにもかかわらずです。
これは、まだ幼く力も弱いときから同じように繋がれていたことに原因があります。その頃は杭を引き抜く力はまだありませんので、いくら頑張っても逃げ出すことはできません。
やがて、子象はこのように学びます。
「ああ、どれだけ頑張ってもここから抜け出すことはできないんだ」
そして、この考えは大人になっても残ります。結果、実際は逃げる力があるのにもかかわらず逃げようとしなくなるのです。この現象は「学習性無力感」と呼ばれます。
この学習性無力感は人間にも起こります。
ですから、続けられない人は挫折する度に自信をなくし、「自分は根性のない人間なんだ」と自己嫌悪に陥ります。そして新たな目標ができても過去の経験から「どうせ続けられない」と消極的になってしまうのです。
このような状態は絶対に避けなければなりません。私たちの可能性を限りなく狭めてしまうからです。
続けられる人と続けられない人の間に生まれる圧倒的な差
続けられない人が学習無力感に陥る一方、継続できる人は目標に向かって進んでいける自分に自信を持つことができます。したがって、新たな目標が生まれた時も「自分には必ずできるはず!」と積極的になれるのです。いわば「学習性効力感」とでも言いましょうか。
結果、続けられる人は理想の生活に向かってどんどん成長していく一方、続けられない人は何も身につけられないどころか自信をなくして挑戦することすら難しくなってしまう。
つまり、継続力によって格差が生まれることになるのです。
両者の差は、時が経つにつれ、顕著に広がっていくことになるでしょう。
続けるためにはやる気に頼らない
できるなら、思ったように行動し、目的に向かって歩き続け、自信と成果を手に入れられる人生を歩みたいですよね。
では、どうすれば継続できる人間になれるのでしょうか。
ともすれば私たちは、熱意があれば、根性があれば、意志を強く持てば、それだけで目標を達成できると思い込んでしまいます。
しかし、実際はそう上手くはいきません。経験があるかもしれませんが、「やる気」は3匹の子豚のワラの家のように、強い風が吹けば簡単に吹き飛んでいってしまうからです。昨日の夜はあんなに情熱にあふれていたのに、一晩明けたらすっかり元気がなくなっていた。このようなことは日常茶飯事です。
ですから、行動を継続するには感情に頼ってはいけません。大事なのは学習、分析、改善です。人はどのような行動を繰り返し、どのような行動を避けるのか、その原理原則を理解し、実生活に活かすことが大切なのです。
行動はやがて「習慣」になる
行動は、継続することでやがて「習慣」となります。
習慣とは、一言で言えば
「無意識に自然と実行に移せる行動」のことです。
たとえば、歯磨きをする、着替える、ドアに鍵をかける、最寄り駅まで歩く、自動車を運転する、お風呂に入るetc・・・。
これらの習慣化された行動は、ほとんど労力を伴うことなく実行できます。意識して集中したり頑張ったりする必要がなくなるということです。
- 実際はしっかりかけているのに、鍵をかけたか心配になる
- 考え事をしながら歩いていたらいつの間にか駅に着いていた
あなたも、こんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。これらの現象は、まさに行動が習慣になっているからこそ起こるのです。
こんな風にあなたが目的を達成するためにやりたいこと、続けたいことが自動的にできるようになったら、これほど素晴らしいことはないのではないでしょうか。
いつの間にか、机に向かって教科書を開いている
いつの間にか、ギターの弦をつま弾いている
いつの間にか、毎日の終わりに家計簿を書き出している
いつの間にか、スクワットを始めている
このような状態になれば、目標の達成はもはや難しいものではないでしょう。
習慣化は行動継続における最終地点かつ最良の形なのです。
そして、正しい方法を学ぶことで私たちは必ず行動を継続し、習慣化することができます。
習慣は選ばれた人だけが持つ才能ではなく、私たち全員が持っている体の仕組みだからです。
もちろん、この「いつの間にか」レベルに達するには長い年月が必要となるでしょう。ただし継続すればするほど、習慣が生活の一部になっていくことはお約束します。
続けられなかった30年
そんな風に言う私も、以前は続かない、飽きっぽい人間でした。
何かスキルを身につけたくて、目に付く教材や機材を片端から買い集めていました。しかし結局はすぐに諦め1週間後には押し入れにしまう日々の連続。
20万円する電子ピアノを買ったにもかかわらず3日坊主に終わったことさえありました。
襲い来る自己嫌悪と共に、なぜ続けられないのか疑問を抱える毎日が続きました。
そんな私が出会ったのが行動を科学的に考えるという新たな視点でした。
行動科学を学ぶことで、人はやる気や性格ではなく、極めて合理的な行動原理で行動していることに気付いたのです。そう考えると、自分が行動できないのは決して性格のせいではないのだと気が楽になりました。自己嫌悪に陥ることはもうありません。
そして行動原理に従って続けたい行動を習慣化の仕組みに沿うように工夫することで、無理なく継続することができるようになりました。
現在、20万円の電子ピアノは私の指によって毎日その音色を響かせています。
あなたも、行動を継続し習慣化するための知識を学び、理想のライフスタイルに向けて歩み出してみてはいかがでしょうか。
講座の内容
今回の講座では、行動を習慣化し目的を達成するための「続ける技術」についてお伝えしたいと考えています。
- 習慣とは何か
- 自分の習慣をマネジメントすることの重要性
- 私たちが思い通りに行動できない理由
- 習慣化の王道メソッド
講座の後半では、私が習慣化サポートで使用している独自のシートを用いて実際に習慣化プランニングをしていただきます。
したがって、講座を終えたその日から習慣化に向けてスタートを切ることができるのです。
本講座の講師
齋藤 浩太 |
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「習慣の力によってあなたのワークライフパフォーマンスを最大化させる」を目的に活動。 |
最後に
繰り返しになりますが、続けること、習慣化することに才能は必要ありません。
コツさえつかめば誰にでもできることです。
しかし、物事を継続し、習慣化し、成果を出して目的を達成するのにはどうしても時間がかかります。
必要になった時にパッとできるようになるわけではありません。むしろ役に立つことほど身につけるのに時間がかかるものです。
ですから思い立った時すぐに動き出すことが非常に大切です。早く始めた分だけ可能性は広がります。
新年の誓いを達成する8%の仲間に入り、負のスパイラルが抜け出して人生を好転させたい方はぜひご参加ください。
開催要項
開催日時 |
2018年11月24日(土)
開場 12:50
開始 13:00 終了 15:30 |
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場所 |
田町会議室(芝ビルディング704) 東京都 港区芝4-7-6 芝ビルディング704 |
参加費 |
やる気に頼らない!行動習慣化講座 参加費 8,100 円 |
お支払方法 | |
定員 |
5 名 |
申込受付期間 |
2018/10/20(土) 22:31 ~ 2018/11/22(木) 09:00まで |
主催者 |
一般社団法人行動アシストラボ |
お問い合わせ先 | 矢野 浩史 |
お問い合わせ先電話番号 | 080-4324-5830 |
お問い合わせ先メールアドレス | info@aba-labo.org |