「みんなの学校」を熊本に!〜木村泰子先生 講演会〜
2015年8月、大阪の公立小学校の日常を描いた「みんなの学校」という映画を観ました。
映画「みんなの学校」予告編
http://minna-movie.jp
この映画の舞台となった大阪市立大空小学校では、
「自分がされていやなことは人にしない」というたった一つの校則と、
「すべての子どもの学習権を保障する」という教育理念のもと、
障害のある子もない子もすべての子どもが、ともに同じ教室で学んでいます。
全校児童の1割以上が支援を必要とする子であるにも関わらず、不登校児はゼロ。
他の小学校で、厄介者扱いされた子どもも、
この学校の学びのなかで、自分の居場所を見つけ、
いきいきと成長します。
また、まわりの子どもたちも、
そのような子どもたちとのかかわりを通して、大きな成長を遂げていきます。
そんな子ども達を地域の方達と一緒にあたたかく見守り一緒に成長していく教職員の姿にも心を打たれました。
私たちの町、熊本でも多くの方が学校でのいろいろな悩みに直面しています。
この映画を観て、熊本でもこんな学校が増えたら
障害を抱える子どもたちや保護者の方、
グレーゾーンなのでは?と心配している方、
不登校で悩んでいる方、
学校に不満がある方、
など、いろいろな問題が解決の方向に向かうのではないかと感じました。
全ての悩みが消えるわけではないけれど、熊本でも「みんなの学校」づくりができたら!
そんな想いから、まずはそのことをたくさんの方に知ってもらう機会をいつか作りたいと考えてました。
そして、この春、そのことを実行することが決まりました。
みんなの学校とはどんな学校なのかを、まずは映画で観ていただくための自主上映会、
そして、この大空小学校の初代校長として「奇跡の学校」をつくり上げてきた木村泰子先生の講演会を熊本で開催します。
大空小学校には「4つの力」というものがあります
● 人を大切にする力
● 自分の考えを持つ力
● 自分を表現する力
● チャレンジする力
日々、この4つを使える子どもを育てようとしています。
この力は今の日本に求められる教育に必要な力であり、すべての子ども達に必要な力でもあります。
その力を使える子どもを育てる取り組みは、
全ての保護者の方、子どもにかかわる全ての方に役立ちます。
木村先生のお話は、
「21世紀を生きる」 子ども達のためにそしてみんなで共に学ぶためにできることのヒントをたくさん得られます。
是非、この機会にご参加下さい。
〜主催者の思い〜
◯「みんなの学校を大分に! 実行委員会」の宿里利佳です。
子育てというのは、日々悩みが尽きないものです。
昔に比べて、深刻な悩みも多くなっています。
友だちの子どもなのに助けてあげられない。 近所の子どもなのに、何もできない現状をなんとかできたらという気持ちだけがあるだけだったのですが、映画「みんなの学校」を観てから、私たちができることは「ここだ!」というヒントをたくさん得ることができました。
映画「みんなの学校」は実在する公立の小学校です。 学校の先生も児童も保護者も地域の人も特別な人ではない、普通の町の人びとなのです。
「だったら、私たちの町でもできるんじゃない?」
まずは、その事をたくさんの人に伝えてみよう!
という事から、2015年から毎年、初代校長の木村泰子先生にお越しいただき、現場での生の声を大分の人に聞いてもらいたくて「みんなの学校を大分に!実行委員会」を仲間と立ち上げました。
そして、今回は同じ想いの熊本の仲間と熊本でも木村先生の生の声を届けることになりました。
ひとりでも多くの方に届き、その種を地域に持ち帰って育ててもらえますように!
◯トランポリンスタジオRAFiTの坂口京子です。
トランポリン運動の特性上、マイペース、運動が少し苦手、恥ずかしがり屋さん、あるいはサポートが必要な子ども達と出会うことが多い日々を過ごしています。
一人一人の違い、伸びしろ、優しさ、ユニークさの中に、学校に対する不安やしんどさを抱えた子ども達が数多くいること。
悩み抜いた私自身の子育ても小さな出会いや誰かのひと言によって、支えられ、今があること。
大空小学校のただ一つの約束やみんなの学校と言われる意味と木村先生の思いを
この熊本で共有し、子ども達の未来に繋がる一歩になればと思っています。
◯WING SCHOOLの高坂翔輔です。
だれでも通える公立小学校の事例。その事実に、とても勇気をもらいました。そして、ずっと聞いていたい!と思わされるほどの、ぐっと引き込まれる木村先生のハツラツとしたお話ぶり。教師とは、まず木村先生のようなハツラツさが第一なんだなと、改めて気づかされます。学びとは何か?学校とは何か?そのヒントを見つけに、ぜひ、いらっしゃいませんか?
◯株式会社Global Smile Japan代表の松本いづみです。
グローバル教育コーディネーターとして世界の様々な国の学校に視察や見学、ボランティアに行きました。
これから日本の子ども達が国際社会の中で主体的に自分らしく行きていくために必要な力、そして大切なことを、英語教育を通して伝えています。そんな中、昨年見学に行った大空小学校の取り組みや活動、そして木村泰子先生の考え方や教育理念などどれも今の日本に必要とされるものだと確信し、たくさんの方に知ってもらいたいと思い今回開催することを決めました。一人でも多くの方が、今持っている課題を解決するためのヒントが得られたり、共に学ぶためにできることが見つかればいいなと思っています。
こちらは、講演会のお申し込みページです。
上映会の詳細は、別途上映会のページをご覧ください。
開催要項
開催日時 |
2018年4月28日(土)
開場 18:30
開始 19:00 終了 21:00 |
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場所 |
菊陽町図書館ホール 熊本県 菊池郡菊陽町原水1438−1 |
参加費 |
無料 |
キャンセルポリシー |
2000円(当日券3000円) 参加費をお振込いただき、入金確認後お申し込み完了になります。 ・3歳未満のお子さんの参加費は、無料ですが座席に限りがございますので、 |
定員 |
500 名 |
申込受付期間 |
2018/2/18(日) 18:00 ~ 2018/4/27(金) 18:00まで |
主催者 |
「みんなの学校」を熊本に!実行委員会 |
お問い合わせ先 | 「みんなの学校」を熊本に!実行委員会 |
お問い合わせ先電話番号 | 090-9728-0358 |
お問い合わせ先メールアドレス | info@globalsmile-japan.com |