植物油と水、苛性ソーダで作る コールドプロセスせっけん。
手作りせっけんとして市販されていたりします。
使い心地がよく洗い上がりがしっとりするため
一度使うと 手作りせっけん しか使わない!という方もいらっしゃいます。

市販のボディソープを使っていて 乾燥するな~ と思ったことはありませんか?
水と油で出来ている石鹸ですが、水と油は本来混ざりあわないもの。
それを混ざるようにするために 界面活性剤 というものが必要になります。
水と油を混ざり合わせることを 乳化 と言います。
界面活性剤の中には、石油から作られたものがあり、それがお肌の皮脂まで乳化させてしまうのですね。
強力に水と油を乳化させるためにおこる弊害です。
お肌は皮脂によって適度な潤いを保つように出来ていますので、その皮脂が溶けてしまうことで乾燥してしまうのです。
そもそも 石けん も水と油を乳化させて作られるので、ある程度皮脂も取り去ります。
しかし、石けんになりきれなかった 植物油 の成分がそれをカバーしてくれるのです。

さて、この手作りせっけん。
苛性ソーダというものを使います。
薬局では劇薬扱い、購入にはハンコが必要です。
こんな薬品を使うため、ちょっと怖いな~と思ってなかなか手を出せずにいる方も多いようです。
苛性ソーダと水で溶液を作るのですが これが80℃以上の高温になります。
そして 劇薬 という通り手に触れると薬品ヤケドをおこします。
おうちで作る場合は ボウルにこの水溶液と油を入れて泡だて器で混ぜるという工程で作ります。
この時に 飛び散りやアクシデントでひっくり返すなどの危険性や 片付けにも気を使う というデメリットがあるのです。
このデメリットをなるべく少なくしたのが
ペットボトル製法
この 苛性ソーダ水溶液と植物油 を混ぜる工程をペットボトルを振ることで行います。

こうすることによって 石けんの型に流し込めなかった 石けんのタネ もペットボトルの中で石けんになっていき
お湯をそそぐことで 液体せっけん になりとってもエコです(^^)
そして ひっくり返したり飛び散ったり という心配がなくなります!
後片付けもカンタン!
手軽に 手作りの石けん に挑戦できるんです。
皮膚が乾燥しがちなあなた、お子様がアトピー気味で保湿には気を使っているママ、皮脂が出づらくなってくる高齢者の方。
家族でお使いいただける ママの優しいCPソープ 。
何からできているかが分かって安心と安全が手に入ります。
牛乳パックで作ると だいたい80~100gの石鹸が10個程度作れます。
1年ぐらいはおいておけるのでとっても経済的ですよ♪
ぜひぜひお試しくださいね。
日時:3月27日(月) 10:30~13:30 ¥5000(材料費込)
*春休み中ですので小学生以上のお子様は保護者と一緒に体験OKです♪
場所:川西市加茂 HerbalHollyサロン
*詳しい住所はご予約時にお伝えいたします。
持ち物:2ℓのペットボトル1本・1ℓ牛乳パック又は石けんの型・牛乳パックをもって帰ることが出来る袋
保温用のタオル1枚(フェイスタオルの大きさ)エプロン・マスク(こちらでもご用意します)