今ではさらに研究が進められ、現代の食生活に欠かせない効用がたくさんあることが分かってきました。
【味噌の素材】
*大豆
*塩
*麹(米・麦・玄米・発芽玄米)
【味噌は栄養の宝庫】
栄養豊富な大豆は、発酵することでさらに栄養価が高まります。
味噌には生命の維持に不可欠なすべての必須アミノ酸8種類と、
ビタミン・カリウム・カルシウム・鉄などの豊富な栄養成分が
含まれています。
【消化吸収されやすい】
消化吸収がされにくい大豆のたんぱく質も、味噌になると酵素によって
加水分解されて約60%が水分に溶け、約30%がアミノ酸になるため、消化吸収されやすくなります。
【コレステロールの上昇を抑える】
味噌の原料である大豆に含まれるリノール酸と大豆レシチンには
血中コレステロールの上昇を抑える効果があると言われています。
【血圧の上昇を抑える】
味噌には、高血圧防止ペプチドが含まれ、血圧を下げる効果があることが発見されています。
味噌を摂取することは、塩分の過剰摂取につながるという懸念がさ れている昨今ですが、
実はそうではなく、血圧の上昇を抑える効果があるということが、幾つかのサイトでも同じ報告を見つけることができました。
【糖尿病の予防に効果】
味噌に含まれるメラノイジンには、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあり、
糖尿病予防にも効果があることが期待されています。
【味噌の塩分は30%の減塩効果】
同じ食塩量でも、味噌からの摂取は30%の減塩効果があることが分かってきました。
みそ汁は塩分の摂り過ぎになると思われがちですが、問題なのはナトリウムの摂取。
使用する塩の質にこだわるのはもちろん大切なポイントですが、
具材としてカリウムを含む野菜などを組み合わせれば、ナトリウムの摂取を抑えることができると言われています。
【放射性物質から体を守る作用】
原発の問題が収束しないことからも、このことについては
最も注目するべきと考えます。
長崎に原爆が投下された際、
味噌汁を飲んでいた人に原爆症が発症しなかった(厳密には玄米と味噌(秋月辰一郎 医師による教示)ことが報告され、
マウスによる実験で検証したところ熟成期間の長い味噌ほど効果が高いことがわかりました。
【引用参考文献】
http://marumikouji.jp/knowledge/miso/