コーチングとの出会いは今をさかのぼること約20年（書いている自分もびっくりですが）2000年になる前のことです。今度日本に「コーチング」というものが入ってくる。

 当時自宅で学習塾を開いており「教える」ことの限界を感じていたわたしにとって「やりたかった関わりはまさにこれだ！」と天命を感じる出会いでした。

 まず自分がコーチをつけその面白さと効果を実感。すぐにでも学び始めたい！その気持ちは十二分にあったものの、「三世代同居で子育てまっ最中、、、そんな時間が取れるかな？」「お金をまず貯めなくちゃ…」で申し込みに至らずあっと言う間に3年が経過。一念発起でコーチをつけました。ゴールはコーチングの学びをスタートさせること。

 その結果、数ヶ月後には受講開始！初めてのクラスの時の嬉しくて舞い上がる様な気持ちを今も覚えています。これがわたしの原点です。自身も「やりたい」→「やる」→「実現させる」プロセスで自分と環境を整える実体験をたくさん持っていますが、クライアントさんから「人はいつからでも始められる」「人にはそれをする力が与えられている」をいつも実感させて頂いています。コーチングファームでのクラス担当13年間の経験（同僚とクラスメンバーの方々から学ばせてもらったこと全て）が貴重な財産であり感謝しています。

 コーチとしての略歴：

 2003年から活動、2006年に起業、フィールドは主に教育現場やカルチャーセンター。2008年には仲間とともに株式会社NCRDを設立（2013年11月から代表）。2009年から主な研修先は企業へ。「幸せに働く職場づくり」（アサーティブな風土づくり、リーダーシップなど）の支援、2012年からは製造業某社社内コーチとして個人の成長も継続的に支援中。2014年から大学2年生後期科目で「コーチング論」を担当中。