【ダイアローグ】体験会 第5回
自分の意見を相手に伝えることが誠意だと考えている…
よかれと思ってアドバイスしてしまう…
言葉で人と衝突してしまいがち…
けれど、
自分を知り、相手を知り、互いに理解を深めたい!
相手を理解したうえで、よりよい行動を選択したい!
そんな集まりを自分の周囲から始めたい!
そんな願いをもつあなたに
ダイアローグ(対話)という方法はおすすめです。
ダイアローグ(対話)とは何でしょう?
対話は、以下とは違います。
×言いっぱなしで相手の話を聞かないおしゃべり
×テーマについて善悪を戦わせる討論、議論
×目的の達成のために行われる意見交換
×治療目的のグループセラピー
そうではなく、こんな感じでやりとりが進む場です。
●目的を決めずに話す。
●聞き手は、どの人の話に対しても、意見・批判はしない。
●かといって無関心ではなく、その話からひらめくことがあったら話す。
●感情が動いたら、その気持ちを一度保留状態にする。
●その自分の状態を観察するとともに、他人の状態を観察する。
●どんなことに関しても、決定を下したりしない。
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では、なぜ対話が大事なのでしょう?
ダイアローグの提唱者デイヴィッド・ボームの「ダイアローグ」では、
北アメリカの小部族の話が書かれています。
50人ほどの小部族で、
彼らは、目的もなく会合をもち、ただひたすら話した。
何の決定もされず、リーダーもおらず、誰もが参加可能。
長々と話したあと、理由なく終わり、解散になる。
けれど、その会合のあとでは、
誰もが互いによく理解し、自分のなすべきことを知る。
その後に、より少人数で集まって、
行動を起こしたり、物事を決めたりしたのだそうです。
対話を通して
相手を理解し、自分を理解する。
そして、対話の後、
共同体において共に生きる方法を
それぞれが考える。
そうするのに、ダイアローグは
非常によいやり方だと書かれています。
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今回のファシリテーター役は、
阿部幸江、遠藤玲子、小関珠緒の3人です。
小関が初めてダイアローグに参加したとき。
「その考えはどうなんだろう?」
「あの部分が問題かもしれない」
「なぜか不安な気持ちになる」
「こんな風に質問しようか?」
と、つい判断をしたり、
思わぬ感情がわき上がったり、
意見を組み立てようとする自分に気づきました!
(カウンセラーやコーチという職業柄もあるかもしれませんね)
そういうときは、どうするか?
ボームは、
いろいろ湧き上がってくる感情や意見を
良いか悪いかの判断をせず、
いったん棚上げして、保留しようと言っています。
「どれも保留しておいてじっくりと観察し、どんな意味があるか考えよう。
敵意であれ、他のどんな感情であれ、自分の反応に気づくことが必要だ。」と。
この保留というのが、とても深かった!
保留することで、
自分の考えを自分と切り離して、
客観的に眺めることができたのです。
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遠藤が「ダイアローグ」を初めて体験したとき、
実際に、時間がたつにつれて部屋の空間に、
参加者の創りだす見えない波のような流れが
目の前にあらわれてくるのを感じました。
人は、関係性の生き物で、ひとりでは生きていけません。
ダイアローグを体験することで、
そもそも、お互いを尊重して存在していれば、
時間と空間を共有することそのものに、
必要な気づきや変化を起こす力が存在するのだとあらためて思いました。
ダイアローグが、
『違いがありながらどんなひとも穏やかに存在できる』
『多様でありながらあたたかい』
そんな世界の縮図になって、
また、それぞれの方が周囲の方への関わりを意識する種になっていってほしいなぁ・・と思います。
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いかがですか?
そんなダイアローグを
美しい清澄庭園の池に浮かぶ涼亭で、体験してみませんか?
一度体験すれば、
自分でもそういう場をつくり出すことができます。
そして、
あなたの周囲の集まりから、
ダイアローグを始めてみるのはいかがでしょう。
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☆お子様とごいっしょでもOKです♪
☆会場の清澄庭園に入るのに、入園料(150円)がかかります。
入園時に、別途お支払くださいませ。
☆清澄庭園は9時から開いています。
早めにいらして、朝の清らかな庭園を散歩するのもおすすめです。
☆会場の「涼亭」も、少し早めの9時30分から開けます。
開始までの30分ほど、のんびりくつろぐのもOKですよ~!
☆9時30分開場、10時00分開始
12時00分終了、12時30分完全退出となります。
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こちらは参加者さんからの感想です♪
最初は要領を得ることができず、
最初は要領を得ることができず、
皆さんの話を聞いて自分の中に浮かんでくる気持ちを感じているだけでした。
話し出すタイミングが掴めず、ダイアローグは終わってしまいましたが、
話し出すタイミングが掴めず、ダイアローグは終わってしまいましたが、
後から振り返ると自分の思考癖がわかったり
あの時感じたことはどういう意味だったのかなと思うことができ、
今までにない大変良い体験をさせて頂いたと思います。(渥美さん)
すごく心地の良い空間でした。
女性だけの場で、始まる前はどんなかんじかわくわくしていました。
始まってから女性ならではの結婚やパートナーシップ観など、
今までの自分の中にはない考え方や思いを知るきっかけになりました。
ありがとうございます。(沖 佳那子さん)
あっという間の2時間でした。
いろんな考えが聞けて楽しかったです。
形よりも自分がどうしたいかを考えて生きたいと思いました。
ありがとうございました。(清水小夜子さん)
特にテーマはない、話さなくてもいいという点がユニークだなと思い参加しました。
和室だったので、初めての場でもリラックスして聞けてよかったです。
「経験があってもなくても、目の前の人に一生懸命愛を注ぐことが大切」と言うお話で、
自分の中にとらわれに改めて気づくことができました。
「こうでなければならない」という決めつけは自分が行っていて、
いかにつまらないことなのかを、この2時間で感じることができました。
ありがとうございました。(葛籠恵子さん)
目的意識を持たない対話。
参加してもいいし、しなくてもいい。
この自由さがやっぱり気持ちよかったです。
この自由さに支えられて、今まで知らない自分と出会うことができました。
楽しかったです。
親しい友人と気楽なおしゃべりとはまた違った、楽しさ、面白さでした。(マリアさん)
自分の主観を棚におくという上での会話は初めてで、とても新鮮に参加できました。
でも、置ききれていなかった気がして反省。
「発信できない自分を責める」を棚に置く・・・
みなさんの話を聞いているうちに、
「一発当てたいんじゃん! 自分、経営したいんじゃん!」と気づきました。
今度の気づきも楽しみ。本当にありがとうございます!!(りえぞうさん)
いつもは「自分が場を回さなければ」という役割が多いのですが、
今日はリラックスして楽しんで、この場に居させてもらいました。
話しても、話さなくてもOKの空気感がとても心地よかったです。
いつも自分が接している人とは少し違う環境にいらっしゃる方が多かったので、
自分の“あたり前”があたり前でないことがいろいろ聞けて、
おもしろかったし、刺激になりました。(小池夏子さん)
受付は2013年6月12日(水)09:40 までです。
受付は2013年6月12日(水)09:40 までです。
開催要項
開催日時 |
2013年6月12日(水)
開場 9:30
開始 10:00 終了 12:00 |
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場所 |
清澄庭園 涼亭 江東区清澄3-3-9 |
参加費 |
無料 |
キャンセルポリシー |
2000円 当日、庭園入園料150円が別途必要になります。
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定員 |
20 名 |
申込受付期間 |
2013/5/29(水) 09:32 ~ 2013/6/12(水) 09:40まで |
主催者 |
小関珠緒 |
お問い合わせ先 | 小関珠緒 |
お問い合わせ先電話番号 | |
お問い合わせ先メールアドレス | pearl@coda.ocn.ne.jp |
受付は2013年6月12日(水)09:40 までです。